日経平均株価は、昨晩の225先物が反発した流れを映して、寄り付き値が上放れて始まる公算です。
本日の寄り付き値が上放れて始まって、昨日の安値38401円が押し目になる可能性を示すと、その動きは、昨年9月下旬以降の下値を切り上げるもちあいが継続していることを示唆します。
再度、上値を試す流れになるなら、本日は、昨日の高値38948円以上へ上げる動きになると考えられます。
一方で、現在がすでに、昨年10月24日の安値37712円以下を目指す下降の流れへ入っているなら、本日は、寄り付き後の価格が上昇しても、38948円以上の地点で強く上値を抑えられる公算です。
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。
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「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。