日経平均株価は、昨晩のNYダウが大幅反落した流れを映して、寄り付き値が大きく下放れる公算です。
本日の下げは、「8月7日~8日と同程度の値幅の調整で終わるパターン」と、「8月5日以降の上昇が終息した後の下げの流れへ入っているパターン」の2通りが考えられます。
前者なら、本日は、8月19日の安値37318円前後で下値を支えられ、明日以降、再度、9月2日の高値39080円以上を目指す動きなると考えられます。
後者なら、今後は、35000円以下を目指す動きになる公算です。
本日、37318円前後で下値堅さがあらわれなければ、その後の価格がさらに一段安を目指す可能性が出てきます。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。
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「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。