日経平均株価は、昨晩のNYダウが下げた流れを映して、本日の寄り付き値が下放れて始まる公算です。
8月19日以降、上値、下値を切り上げる動きを経過してきましたが、本日の価格が8月26日の安値37825円を割れると、上値、下値を切り下げるパターンを作り、これまでの強気の流れが変化したことを示唆します。
本日、37825円を割れると、8月23日の高値38424円が戻り高値となって、現在が下値を試す流れへ入っている可能性が出てきます。
現在が上昇の流れを継続中なら、本日は、37825円前後で下値を支えられて、38424円以上へ上昇する動きになる公算です。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。
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「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。