日経平均株価は、最近のジグザグに上値、下値を切り下げる動きが上昇途中のもみあいなら、本日が38424円を超えて、一気に上げ幅を拡大する動きになると考えられます。
本日、価格が上昇しても、38424円以上の地点で上値を抑えられて、ジグザグの動きを継続する格好になる場合、最近のジグザグが下降を開始するきっかけを待っている状態である可能性が大きくなります。
本日の価格が下げて、26日の安値37825円を割れると、38424円が戻り高値となって、現在は、すでに下降の流れへ入っているという見方が有力になります。
弱気の流れを確認した後は、まずは一気に37318円(または36782円)程度まで下げる動きになる公算です。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。
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「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。