日経平均株価は、昨年12月27日以降がはっきりとした下げの流れを作り、3月26日以降、勢いが強く下げ幅の大きな動きへ入っています。
現在の下げの下値の目安は、33754円を大きく下回る水準になります。
下値の目安へ到達して、一時的にせよ価格が値を戻す動きになる可能性があるなら、本日の安値が押し目になって、来週以降、反発調になると考えられます。
本日の安値が押し目にならなければ、来週は、下げの流れを継続して、昨年8月の安値31156円以下へ一気に下げる可能性が出てきます。
本日、押し目をつける動きになる場合、本日は、33000円前後、または33000円以下へ一気に下げた後、値を戻す動きになる公算です。
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。
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「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。