日経平均株価は、前週末のNYダウが上昇した流れを映して、本日の寄り付き値が上放れて始まる公算です。
この上げは、17日の安値38055円が押し目になって、再度上値を試す動きへ入る可能性を示唆します。
強気の展開になるなら、目先は、目立った調整なく、一気に戻り高値40398円を目指す動きになる公算です。
本日の上昇が下降途中の一時的な反発に過ぎないなら、目先の上げは、1月14日に開けたギャップ(14日の高値39054円から10日の安値39166円の範囲)が上値の限界になると考えられます。
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。
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「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。