日経平均株価は、今後の価格が下げる場合、急落のきっかけとなった8月1日の高値38781円が意識される展開になると考えられます。
目先は、38781円を超えることなく上値を抑えられて、下降を開始する公算です。
目先の価格が上昇を継続して、38781円を超える場合、その後は、月末まで上昇の流れを継続する可能性が出てきます。
前週末の夜間取引で先物が下げているので、本日の日経平均株価は、寄り付き値が下放れて始まる公算です。
38781円が意識されているなら、寄り付きでの下げをきっかけにして、下値を試す流れへ入る公算です。
本日、寄り付き後、下値堅く推移するなら、現在は、まだ上げ余地を残している状態である可能性が出てきます。
———————————-
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。
2月10日発売!最新刊「高速取引・AI・アルゴのやっかいな値動きに負けない 弱者でも勝ち続ける『株』投資術」、
「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。