日経平均株価は、最近の上昇が下降途中の一時的な動きで終わるなら、1月17日~24日と同程度の上げ幅(2224円幅)となる地点である38211円前後が上値の限界となって、下降を開始する公算です。
弱気の展開になる場合、本日、戻り高値をつける動きになるか、昨日の高値38004円が戻り高値になるかのどちらかが考えられます。
前者なら、寄り付き後の価格が上昇して、上値を試す動きを経過した後、引けにかけて、上げ分のすべてを押し戻される動きになると考えられます。
後者なら、寄り付き後、すぐに下降を開始する公算です。
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。
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「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。