日経平均株価は、昨晩の225先物が大きく下げた流れを映して、寄り付き値が大きく下放れて始まる公算です。
寄り付きでの一段安は、現在が「9月27日以降のもちあいの動きの途中」か、10月30日の高値39417円が戻り高値となって、すでに下降の流れへ入っている」かのどちらであることを示します。
どちらの場合でも、目先は、10月25日の安値37713円を試す動きになると考えられます。
本日の価格が下値堅く推移する場合、来週以降、37713円を試す可能性を残すため、本日は、下値堅い動きとなっても、押し目をつけて上昇を開始する流れにはならない公算です。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。
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「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。