日経平均株価の昨日の反発は、一時的にせよ10月2日の安値37651円が意識されている可能性を示しています。
昨日の安値37712円前後が押し目になって、目先の価格が下値堅く推移する場合の展開は、いったん値幅の伴った上げを経過するか、ジグザグに推移するかのどちらかが考えられます。
前者なら、本日は、寄り付き後、すぐに上昇を開始して、上値重い場所を模索する動きになる公算です。
寄り付き後の価格が下げるなら、本日は、37712円での下値堅さを再度確認する作業になると考えられます。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。
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「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。